2016-01-01から1年間の記事一覧

#ベストアルバム2016

2016年も残り僅か。2016年邦楽の総決算として、前回のベストソング2016に引き続き、ベストアルバム2016を発表します。

#ベストソング2016

12月も半ばです。早いモノですね。今年もまた沢山の音楽を聴き、感じることが出来ました。毎年恒例のベストソング。今年も僕の独断と偏見で20曲+αをランキングしてみました。良ければお付き合いください。

「人間開花」に見たRADWIMPSの「人間という花」

僕がRADWIMPSというバンドを知ったのは高校の時だった。

桑田佳祐は「君への手紙」で何を僕達に語りかけたのか

2016年の桑田佳祐は「ヨシ子さん」という大作シングルをぶち上げることから始まった。春先からボツボツとメディア露出していた大衆受けしそうな楽曲たちを全て捨て置いて彼がA面に据えたのは、多国籍、あるいは無国籍さが漂う奇怪さすら感じさせる「ヨシ子さ…

【ライブレビュー】クリープハイプ「熱闘世界観」を見て思ったこと【ネタバレ含】

クリープハイプは温かみと憎しみで生き続けているバンドである。

Base Ball Bear「Tour バンドBのすべて」に見た「終わらない青春」【ネタバレ無】

青春。 「青春」というワードが持つ一般的な意味合いを調べてみるとこう出る。 生涯において若く元気な時代、主に青年時代を指す言葉 若さとは危うさを持ちながらも、成長を確かに感じさせるモノだろう。しかし、『大人』になったからと言って成長しない訳で…

ヤバイTシャツ屋さんのゆくえ

ヤバイTシャツ屋さんのメジャーデビューアルバム「We love Tank-top」がリリースされた。

音楽と映像のこれから~岡崎体育は何故成功したのか~

音楽とは音による芸術である。そして音とは人間が持つ聴覚で感じ取ることのできる内容である。当たり前のことだ。しかしこんな当たり前のことが、今まさに変わろうとしている。

【CDレビュー】「生」と「死」という同一 ~宇多田ヒカルが「Fantôme」に秘めたもの~

2010年に宇多田は歌手活動を休止し、「人間活動」に入った。齢15歳から音楽シーンの頂点に君臨し続けてきた彼女が人間らしい生活を求めるのは至極まっとうなことだと思った。2013年、彼女の母親である藤圭子が亡くなった。それは日本中に衝撃を与え、同時に…

君達はまだ里咲りさを知らない

古今東西いつだって女性ソロギタリストシンガーは音楽シーンに在り続けている。近年だとYUIやmiwaを中心にRihwa、藤原さくら、片平里菜、阿部真央、新山詩織、住岡梨奈、トミタ栞、chay...挙げ出したらキリがない。AKBメンバーに引けを取らない程度にわんさ…

「有名税」ってなんだろう?

ゲスの極み乙女。とindigo la Endの活動自粛が発表されたのは今週月曜日のことだった。

【CDレビュー】「祐介」、そして「世界観」でクリープハイプはどう変わったのか

クリープハイプ - 4th ALBUM「世界観」全曲トレーラー映像 小説「祐介」が発売になったのは6月30日のことだった。前日、バイト先の書店に向かうと邦ロックも聞きかじっているらしいキレイな人妻の幸薄そうな社員さんがが「ふじもとくん祐介出たよ~。買う?…

私の好きな音楽~クリープハイプ編~

fujimon-sas.hatenadiary.jp fujimon-sas.hatenadiary.jp この企画、自分ではそれなりに気に入っているのだが、果たして需要があるのかは甚だ疑問ではある。。。

SMAP解散に寄せて

国民的アイドルグループ、SMAP。物心ついた時には彼らの存在は当たり前のものだったし、楽曲、バラエティ番組、ドラマ、映画と日本の様々なジャンルの大衆芸能においてその存在は必要不可欠なものだった。 この解散劇には様々な「大人の事情」が混在し複雑に…

ふじもと的・ROCK IN JAPAN FES 2016で見たいミュージシャン10選

8月になりました。暑いですね。クソほど暑い。もしも願いが叶うなら四季を春と秋だけの二季にしてもらいたいくらいだ。 夏真っ盛りということはつまり、夏フェスシーズン真っ盛りということ。今や音楽ファンだけでなく、国民にとっての一大レジャーとなった…

【ライブレビュー】indigo la Endワンマンツアー「インディゴミュージック」名古屋公演、見てきました!【ネタバレ含】

見てきました!indigo la Endのライブははじめて。ゲスの極み乙女。も見たことないので川谷絵音が率いるバンドのライブ自体はじめてということになります。 で、内容なのですが...素晴らしいライブでした!indigo la Endが歌い続けてる「哀しみ」を直にぶち…

【CDレビュー】indigo la End、命を歌う。【indigo la End「藍色ミュージック」】

メジャー1stアルバム「幸せが溢れたら」から約1年半、indigo la Endが新作「藍色ミュージック」をリリースした。 前作と今作の間で大きく変わったことといえばドラマー・佐藤栄太郎の正式加入だ。彼のテクニックによってギター先行の音作りから、佐藤とBa.後…

【ライブレビュー】『Perfume 6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」』静岡エコパアリーナ初日公演を見てきました!!(ネタバレ含)【Perfume】

「最高傑作」との声も大きい最新作「COSMIC EXPLORER」を引っさげた今回のツアー。やはりPerfumeの魅力はライブを見てこそ感じられるものだと再認識&Perfumeの「多幸感」を存分に感じることが出来ました。 Perfumeは前回のツアー「ぐるんぐるん」名古屋初日…

ついに「桑田流ポップス」はここまで来た!新Sg「ヨシ子さん」【桑田佳祐】

桑田佳祐のニューシングル「ヨシ子さん」。ソロとしては3年振りの作品だが、発売前から巷の話題を掻っ攫っていた表題曲「ヨシ子さん」だけではなく、収録曲全てが流石のクオリティだった。「え、これミニアルバムですよね?」と思わず言いたくなるような大…

かなりヤバイよ、「ヤバイTシャツ屋さん」!!

ヤバイTシャツ屋さん、というバンドをご存じだろうか。「また変な名前のバンドが出てきたな~」なんて思う人も多いだろう。安心してほしい。変なのはバンド名だけじゃない。この人たち大体変だ。 まずは彼らの公式HPをご覧いただこう。 yabaitshirtsyasan.wi…

#2016年ベストソング上半期編

恒例の。今年は新作をあまり聞けてないので付け焼刃感が凄いのですが…。曲だけだとなんなので、アルバムやライブについても書きます~。 まずは上半期ベストソングから。 ①FLASH Perfume アルバム「COSMIC EXPLORER」のリード曲…なのだが、アルバム本編に収…

6月9日だからロックについてのおはなし

今日は6月9日。内田恭子とジョニーデップの誕生日だとか日本が初めてワールドカップで初勝利した日だとか。 日本では語呂合わせで「ロックの日」とするらしい。 「チマチマと音楽レビューなんぞをしてる当サイトにとってもこれに触れない訳にはいかねぇ!ぶ…

【CDレビュー】「呪い(のろい)」と「呪い(まじない)」【Base Ball Bear「二十九歳」】

Base Ball Bear「二十九歳」。Base Ball Bear史上1番のボリューム、そしてBase Ball Bearがデビュー当時から歌い続けてきたテーマを1度総括するかのような作品だ。 Base Ball Bearの活動コンセプトとして「普通って何?」という裏テーマのようなものがあった…

たまには思いついたことを思いついたままに書いてみよう

はい。タイトルの通りです。思いついたこと思いついたまま書きます。このブログを立ち上げて以来の「ブログらしいブログ」になる気がする。 最近「アイアムアヒーロー」見たんですよ。そんで文章にしようと書いてたんだけど全然筆が進まないの。なんでだろ。…

【音楽コラム】そろそろ桑田佳祐が本当に反日なのかそうでないのかハッキリさせよう

2014年末の年越しライブの演出・及び紅白歌合戦への出場に端を発した「サザン桑田不敬騒動」。メディアが大きく取り上げなかったこともあり、ネットで話だけが大きくなってしまった。今でも「桑田佳祐」と検索をかけるだけで「不敬」「反日」というワードが…

【CDレビュー】祝!20周年!サザンオールスターズ「Young Love」の原点回帰を改めて読み解く

サザンオールスターズ「Young Love」。1996年7月20日、この年に初めて制定された海の日に合わせてこのアルバムはリリースされた。前作から4年と、当時としてはかなり空いてしまったアルバムのリリースということもあり、「原点回帰」をテーマとし、それまで…

私の好きな音楽〜Base Ball Bear編〜

私の好きな音楽~サザンオールスターズ編~ - Hello,CULTURE 改めてBase Ball Bearと自分の出会い、そして何故僕は彼らの楽曲に魅力を感じ得るかを書き記そうと思う。超自分語りな記事です。ブログの元来の使い方だよなこれ。 2010年、僕は高校に入学した。…

【ライブレビュー】初夏の風とロックの音に包み込まれた4月の終わり【Base Ball Bear 日比谷ノンフィクションⅤ】

4月30日。GW2日目。ピークは外してるにしてもそれなりな混み方をしてる東海道新幹線に乗り僕は東京を目指した。「10th&15th Aniversary Base Ball Bear 日比谷ノンフィクションⅤ〜LIVE BY THE C2〜」を見るためだ。 Base Ball Bearのライブは1ヶ月前のツアー…

【CDレビュー】サザンの本質は"多面性"である【さくら サザンオールスターズ】

サザンオールスターズ「さくら」。1998年に発売されたこのアルバムは、サザンのオリジナルアルバムとしては久々にミリオンセラーに至らなかった。その理由はこのアルバムがサザンのイメージとして根付いている「夏」や「海」の要素や「キラキラしたポップ」…

【CDレビュー】Perfume「COSMIC EXPLORER」を聞きました!!

COSMIC EXPLORER(初回限定盤A)(2CD Blu-ray)アーティスト: Perfume出版社/メーカー: Universal Music =music=発売日: 2016/04/06メディア: CDこの商品を含むブログ (3件) を見る 聞きました。Perfume史上1のスケール感、まさに「壮大」という言葉が似合うア…