最近、洋楽も聴くようになりました。 絶対に推していきたい僕の好きな洋楽10選!
かれこれ10年くらい音楽を聴いてるんですけど、あんまり深くは洋楽、海外の音楽って聴いてこなかったんですよね。やっぱり自分はどこか歌詞に惹かれている節があって、そういう聞き方をしている僕にとって洋楽のハードルって物凄くて。作り手のバックグラウンドを理解することも音楽を聴くということの範疇になっていたのも僕を洋楽から遠ざける要因のひとつかもしれない。海外はまず文化の成り立ちから違うからバックヤードの理解って相当難しい。
でもこの1年くらいで洋楽も聞くようになったんですよ。要因として職場の環境的にラジオをよく聞いていて(愛知のZIP-FM大好きっ子です)それでよく耳にしていたのが大きかったり。
そんな中、Twitterでお世話になっている炭酸さん(@north_b77)からひょんなことからブログのお題を投げていただいた。
ふじもとさんは記事をコツコツ書かれている印象ですけど、特に桑田佳祐ベボベ関係がかなり充実してますね!
— 炭酸 (@north_b77) August 14, 2018
海外の音楽って聴きますか?
もし聴くようなら海外の音楽について書いた記事読みたいなと思います。
書けそうだったらでいいですので😊
これは良い機会を頂いたなぁ、と。今回は僕が最近よく聞く海外の音楽を10曲紹介していこうと思います。
- 「Don't Look Back In Anger」Oasis
- 「That's It(I'm Crazy)」Sofi Tukker
- 「Uptown Funk(feat.Bruno Mars)」マーク・ロンソン
- 「Far Far」ヤエル・ナイム
- 「Bad Day」ダニエル・パウダー
- 「Twilight」Electric Light Orchestra
- 「Making Plans for Nigel」XTC
- 「Shape Of You」Ed Sheeran
- 「Too Good at Goodbye」Sam Smith
- 「Twist and Shout」The Beatles
- まとめ
「Don't Look Back In Anger」Oasis
先日開催された「サマーソニック2018」でのオアシスのメンバーであるノエル・ギャラガーの演奏も記憶に新しいOasisの「Don't Look Back In Anger」 。
昨年の5月、イギリスで起きた爆発テロに対するアンセムとしても注目されたこの曲。日本でも馴染み深い1曲。
スゴク良い動画だなぁ...
誰かに振り回されることなく、自分の道は自分で選ぶということを教えてくれる歌詞と、難しいことはしていないのにどこか突き抜けるような壮大さを感じるメロディとアレンジ。「みんなのためのうた」のひとつの完成形だよな、って言いたくなるような1曲。
多様化が進む音楽シーンで、それぞれが好きなモノ・良いと思うモノを聞いてるのは僕は好意的に受け止めてるし、それでいいと思ってるけど、それとは別に本当に大切なメッセ―ジを何気なく込めた曲は世代も性別も越えて突き刺さる力を持っているんだなと僕に教えてくれた1曲。この曲が平和の象徴として語り継がれたら良いなって聞くたびに思うのです。
「That's It(I'm Crazy)」Sofi Tukker
博多の華丸と博多の大吉で博多・華丸大吉。ソフィーとタッカーでソフィータッカー。
ダンスデュオだけど、ギター持ってたりDJやってたりまあ2人して色々やってんだなぁ、って2人組。その自由さが音楽にも反映されているんだろうか。
タッカーの男性らしい低音のゾクゾクするような声と、ベースがブリブリしてるファンクネスな、だけどちゃんと印象に残るポップなサウンドが癖になる1曲。止まって聞いてられないというか、聴いてるだけで身体が動く感じ。
「Uptown Funk(feat.Bruno Mars)」マーク・ロンソン
マーク・ロンソンのブルーノ・マーズとのコラボ曲。日本でも自動車のCMに使用された。HONDAさんは本当にCMに使う音楽のセンスがある...
サウンドはこちらもファンク。なのにめちゃくちゃきキャッチー。一度聴いたら忘れない。Aメロはテンション高いんだけどそれなりに落ち着いていて、Bメロに入るとテンションが抑え目になるんだけど、徐々に高まってきて、サビで爆発、っていう王道の展開なんだけど、めちゃくちゃ盛り上がる構成に痺れる。
先に挙げたソフィータッカーの「That's It(I'm Crazy)」もそうなんだけど、歌詞は大したこと言ってないというか、「最高だぜ!!」とか「イカしてるだろう!?」みたいな内容で。ここが日本と海外の違いなんだろうな、と。どちらが良い悪いじゃなく、その違いは面白いなぁ、と。多分日本人には「最高だぜ!!」「俺ら最高にイカしてるだろう!?」みたいな歌詞ってなかなか書けないだろうけど、その分キメ細やかな情景描写は日本詞に軍配が上がるだろう。
「Far Far」ヤエル・ナイム
ドラマ「最後から二番目の恋」「続・最後から二番目の恋」挿入歌。僕はこのドラマを信じられないくらいハマり倒して今でも年1で見るくらいは好きなドラマの一つなんですけど、毎回1つのお話の中にある「切なさのピーク」の瞬間に、この曲の イントロの「ポロンポロンポロロン...」が流れ出すんですよね。だからもうこの曲を聞くと無条件にウルウル来るというか、泣きそうになってしまうのです。
大切な人と会って、楽しい時間を過ごして、名残り惜しいけどきっとそれを悟られたら迷惑だろうと潔く終電でバイバイして、家の最寄り駅から家までの帰路。そんな時に聞きたくなるような1曲。
「Bad Day」ダニエル・パウダー
ダニエル・パウダーの2004年の1曲。メディアでよく流れていることもあり、聴き馴染みの深い人も多いのではないかなと。
だって今日はついてなかっただけさ
またひとつ落ち込んで
ただ気分を変えたいから 悲しい歌を歌うんだ
あなたにはわからない なんて
嘘を言わないで なんて君は言って
笑顔を作って またどこかへ出かけるけど
Bad Day - Daniel Powter 歌詞と和訳とちょっとした解説 洋楽Cafeさん(http://caffe.takat33.com/2015/06/bad-day-daniel-powter.html)より引用
人生は落ち込むことの連続で、時々挫けそうになるんだけど、そういう時に「今日はついてなかっただけ」と思えたら多分すっごく気が楽で。そういう視点を与えてくれたこの曲は聴くたびにすごいなぁって思う。
「Twilight」Electric Light Orchestra
こちらも当時小学5年生の僕がハマり倒したドラマ「電車男」のオープニング曲。劇中の架空のアニメ「月面兎兵器ミーナ」の主人公、ミーナが様々な電車の車両と共に秋葉原の街や宇宙を駆け巡るアニメーションの映像(それも実写ドラマのオープニング)は、当時の僕にとってスゴク新鮮なモノとして映って。今でもこの曲を聞くとあの映像が脳裏に浮かんで離れないのです。
僕が今割とアニメなんかに偏見があまり無く(この前アイマスのフィギュアを後輩に貰って喜んでました)過ごせているのは、あのドラマの影響がデカいかなぁ。
サウンドの圧倒的なキラキラ感には思わず吸い込まれそうになるほど。「Twilight」という名前だけあって、宇宙を彷彿とさせる壮大さと、どこまでも飛んでいけそうな気持ち良さは他の曲では醸し出せない雰囲気に満ちてる。
「Making Plans for Nigel」XTC
みんな大好きBase Ball Bearのライブ開始時のメンバー登場SEとして使われている1曲。この曲を聴くたびに、ライブハウスで客電が落ちて、メンバーが出てきて、少しの音出しとドラム周りに集まって言葉を交わしているのを待っているあの瞬間を思い出して無条件でワクワクしてくる。
この曲を聴くだけで様々な音楽から影響を受けてそこから自分たちの音楽を作りだしているXTCの音楽性がハッキリと見えてくるし、Base Ball BearがXTCに影響を受けていることも良くわかる。彼らも様々な音楽から影響を受けながらも最終的に自分たちの音楽に昇華している。
「Shape Of You」Ed Sheeran
音数の少ない打ち込みによるシャープな音像と、エロティシズムを感じずには居られない歌詞が特徴的な1曲。和訳した歌詞を読むと童貞くんが無理してクラブとかバーにでかけてる姿を想像してしまう。日本でもこういう風景は割とよく見かけるなぁって。
勝手なイメージだけど、洋楽は日本の音楽と比べてもグルーヴが段違いに出来上がっているというか、無条件で身体を揺らしたくなる曲が多い。日本で生まれ育ち、音楽的なバックヤードの下地が日本だとなかなかこういうグルーヴは生み出せないかもしれない。
「Too Good at Goodbye」Sam Smith
囁くような美しい歌声とピアノサウンドが特徴的なサム・スミスによる1曲。イントロはしめやかで、サビだって別に爆発的で分かり易いなにかが起きる訳じゃないのに、なぜか全く違う曲のように聞こえるのは何故だろう。
歌詞はもう切な過ぎてどうにかなりそう。
'Cause every time I open up, it hurts
だって関係を進める度 辛いから
I'm way too good at goodbyes
僕は別れるのは すごく得意なんだ
きっとこの主人公だって本当は別れたくなんかないはずなのに無理やり別れてるように聞こえて、それがあまりにも辛い。往々にしてそういうことはあったりもするから尚のこと辛い。自分に重ね合わせれば重ね合わせる程辛さが増幅する1曲。
「Twist and Shout」The Beatles
最後はみんな大好きなThe Beatles。このブログ的に言えば、桑田佳祐の(かなり大きな)音楽的バックグラウンドのひとつ。自身の冠番組で「Get Back」や「Slow Down」「Ticket to Ride」を丹精込めて歌い上げていたり、「Yesterdey」や「Abbey Road」の替え歌を歌ったり、サザンオールスターズとして2015年に日本武道館公演を開催した際は、同会場で公演を行ったビートルズに思いを馳せて「Help!」を演奏したりもした。僕の音楽的原点が桑田佳祐で、その桑田佳祐の音楽的原点がThe Beatles。ということはもうThe Beatlesは僕の原点でもあると言っても良いかもしれない(良くない)。
勿論それ以外にも伊坂幸太郎による小説「ゴールデンスランバー」が僕は大好きで大好きで文庫本がボロボロになるまで読んでいたんだけど、この小説におけるキーとなった曲「Gorlden Slumbers」もThe Beatlesによるものだったし、そこら中にビートルズの音楽は今もなお生きている。
ビートルズのポップスとして、或いはロックバンドとしての偉大さとか、曲の凄みとか、そういうモノは僕がわざわざ書かなくても至る場所で書かれているだろうから今回は割愛。けど、多分The Beatlesが居た世界と居なかった世界では音楽という概念が根底から変わっていただろうということは声を大にして主張していきたい。
今回選んだのは「Twist and Shout」。夏に似合う1曲。
まとめ
ニワカまるだしな選曲でしたが、僕が最近よく聞く洋楽はこんな感じです。
普段から洋楽を聞かれない人にはわりとおススメできる選曲(何故なら僕自身がそんなに聞かないタイプだから)になったんじゃないかなーと思います!のでそういう方は是非参考にしていただけると嬉しいです。
最後に、炭酸さんに僕が僭越ながらテーマを投げさせてもらって、1記事書いていただきました!こちらも是非よろしくお願いしますー!!