ジャニーズ未経験の24歳男が令和1発目に予習0でSixTONESのコンサートを見た結果。

f:id:fujimon_sas:20190503133047j:image

ジャニーズ。SMAPや嵐、TOKIO、V6、KinKi Kids関ジャニKAT-TUN、NEWSにSexy Zone...と挙げていけば暇が無いほど沢山の国民的男性アイドルグループを抱える芸能事務所。テレビでジャニーズ所属のタレントを見ない日は多分、無い。でありながらも、多くの男性には、もしくは少なからず僕にとってはかなり縁遠いものだった。ジャニーズの音楽は聞かない訳では無い。が、例えばKAT-TUNのベスト盤をサラッと、とか、嵐のベスト盤をちょっと、みたいな聞き方しかしてこなかったし、ましてやジャニーズのコンサートに出かける、なんてことは、幾ら音楽が好きとはいえ僕の人生で起きることはよっぽどの事が無い限りあり得ないだろう、と無意識のうちに考えていた。

ところが、である。

小学生の頃からの長い付き合いであり、僕がこうして音楽好きであること、こうして音楽に纏わる文章を書いていること、それを知った上で肯定的に応援してくれている女友達に「ジャニーズJr.のコンサートをぜひ見てほしい」と誘われたのだ。彼女とは音楽の趣味も合うし、昨年は僕が今まで触れてこなかった音楽を好きになるきっかけを作ってくれた、音楽的にもスゴく信頼出来る友人だ。彼女がそこまで言うなら、と僕は5月1日、時代が変わった令和初日に大阪城ホールで開催されたSixTONESストーンズ)のコンサート「CHANGE THE ERA -201ix-」に、敢えて何の前情報も入れない状態で足を運んだ。その結果、沢山の驚きや発見があったので書き記していこうと思う。

ジャニーズJr.に対するこれまでのイメージ

さて、僕のこれまでのジャニーズJr.に対するイメージを明記すると、言ってしまえば「バックダンサー」である。Mステなんかでもたまに既にデビューしたグループのメンバーがデビュー前にバックダンサーをしていた映像が流れたりするあの感じ。既デビュー組の後ろで踊り、ファンを増やす。で、グループが結成されれば即デビュー。それも10代のうちにデビューする。それまでは、スゴク極端な言い方をすれば「二軍」「候補生」。それがジャニーズJr.だと思っていた。

デビュー前にも関わらず大阪城ホール!に驚いた!!

それがどうだろう、今回のSixTONESは、デビュー前にも関わらず、既にグループが結成されていて、デビュー前にも関わらず大阪城ホール2days3公演、そして他2会場を完売している。僕が普段聞いているようなロックバンドだと、デビューから数年経ち、ブレイクまでしてやっと大阪城ホール、という感じだ。ちなみに、直近で大阪城ホールでライブを行うロックバンドを確認したところ、サカナクションSEKAI NO OWARIなど、ロックフェスに出ればヘッドライナーになるであろうベテラン勢が名前を連ねていた。デビュー前に、殆どメディア露出も無い中で大阪城ホールを満員に出来る、というのは少なくともロックバンドでは有り得ないことだし、それだけの集客力をデビュー前のSixTONESが既に持っていることに驚いた。

お客さんの傾向と物販に驚いた!!

大阪城ホール前の広場は開場30分前にして沢山の人で溢れていた。そしてその9割9分が女性。それでもSixTONESはジャニーズの中ではまだ男性が多い方で、他のグループだと9割9分9厘女性だそう。確かに目を凝らすとちらほらと男性の姿も見える。とはいえやはり圧倒的な女性率。「ジャニーズのコンサートなんだから女性が多いのは当たり前だろう」と言われそうだが、いざこうして目前にすると改めて衝撃的だ。

コンサート前に物販に並んでみる。僕が普段から参加しているようなライブの物販といえばやはりTシャツが定番で、どんなバンド、ミュージシャンでも何かしらの形でTシャツを販売していたのだが、今回のSixTONESはTシャツを販売していなかった。これには割と驚いた。のだが、周りのファンの人たちをよく見ると夫々服装もバッチリとキメている。これはあくまでも僕の推測に過ぎないのだが、ファンの人たちもきっと憧れのメンバーと対面するということで、一張羅というか、最大級のオシャレな服を着て来ているのだろう。だから物販で買ったTシャツを着るということも無いのだ、と勝手に推察する。勿論これはグループによっても変化するらしく、嵐のように老若男女が集まるグループではTシャツの販売もあるのだとか。じゃあSixTONESの物販は何を売っているのだろう、と見てみると、ロックテイストのコンサートロゴが大きく印刷されたショッピングバッグ、メンバーがプロデュースしたトランプなど、面白いグッズが顔を揃える。中でもペンライトとうちわの販売は僕にとってかなり新鮮だった。まずペンライト。僕が今までペンライトを持つようなライブに参加してこなかったこともあり、ペンライトがそもそも物販として売っていることも、1本で様々な色を光らせることが出来ることも、スゴく新鮮な体験だった。そしてうちわ。物販で販売していたうちわには各メンバーの顔が大きく印刷されている。確かに、ジャニーズのコンサートでうちわを持っているお客さんは沢山いるイメージがある、「推し」のメンバーの名前を書いたうちわだったり、顔もそうだ。でも、それらは全てファンが自作して持って行っているのだと思っていたのだが、まさか物販として販売しているとは。勿論、自作のうちわを持っている人も見かけたのだけれど。物販の段階からこれだけカルチャーショックを受けるとは思っていなかった。

入場方法が他ミュージシャンと一緒で驚いた!!

17:00、入場。今回のコンサートでは「入場するまで席が分からない」制を採用していた。入場時にスマートフォンに表示された2次元バーコードを係員に提示すると、その場で席番が表示された用紙が印刷される手法。

f:id:fujimon_sas:20190504202005p:image

これは、僕が普段からよく参加しているサザンオールスターズや、昨年開催された宇多田ヒカルのツアーでも使われていた転売対策だ。勿論、これだけで転売を完全に食い止められるのか、と言われれば正直多分Noなのだが、全く不勉強で参加したジャニーズのライブだったので、「この辺りはジャニーズも同じなんだなぁ」と勉強になった。

ペンライトの使い方に驚いた!!

開演前にペンライトを友人から1本借りて、ペンライトの使い方をレクチャーしてもらう。なんでもメンバーが全員で歌唱するときはそれぞれ自分の「推し」のメンバーのイメージカラーを点灯させておき、各メンバーのソロ曲になったときはそのメンバーのイメージカラーに色を変えるのが礼節、とのこと。これで自分の推しが一目で分かる。「じゃあ曲中にめちゃくちゃ色変えまくったらどうなるの?」と聞くと、節操のないファンサ(=ファンサービス、客席に向かって手を振ったり、投げキスをしたりして、サービスしてくれること)欲しがりだと思われて白い目で見られるよ、とのこと。勿論この辺りもグループによるんだろうし、もしかしたら人によるのかもしれないが、でも確かにコンサート中ソロ曲以外でペンライトの色をコロコロ変えている人はいなかったように思う。ファンの間でも暗黙の了解のようなものがあるのだろう。そういう意味では下手になんでもあり、というよりも余程過ごしやすい空間かもしれない。

曲のカッコよさに驚いた!!

さて、ここまでコンサートが始まる前の話ばかりしてきたが、いよいよコンサートの本編について書いていこうと思う。

ジャニーズに所属するグループには思い返せばそれぞれ、音楽的に各グループの色がハッキリと出ているように感じる。分かりやすい例で言えばTOKIOだ。ジャニーズでも数少ないバンド形式を採用している彼らは、他のグループとはサウンド面で明確な差別化に成功している。僕の好きなグループで言えば、例えばKinki Kids。デビュー当時からマイナーコード感のあるアダルティな曲を多くリリースしている彼らも他のグループにはない独自路線を走っているグループのひとつだろう。KAT-TUNは(漠然とした個人的なイメージ論になってしまうが)「ヤンチャヤンキー感」のある楽曲を(特にデビューからメンバーの脱退までは)多くリリースしていたように記憶している。いずれにしても、僕を含めた「ジャニーズリテラシー」の無い人間が、簡単に「これがジャニーズ感ですね」と全てのグループを束にして括ってしまえる程、ジャニーズの音楽性は一筋縄ではないように感じる。

では今回のSixTONESは音楽的にどんな色を持ち味にしているのか。敢えて僕の視線から言うとすれば「KAT-TUNのヤンチャヤンキー感に更にエレクトロニカ的な打ち込みを加えることで、煌びやかさや軽やかさも演じつつ最大限の野性的なカッコよさを表現している」のがSixTONESの音楽性だと言えるだろう。事実、まだJr.でデビュー前の彼らは自分たちの持ち曲が少なく、その穴を先輩グループの楽曲で埋めているのだが、KAT-TUNの曲はその多くを占めていたように思う。ラップ担当のメンバーがいるあたりもKAT-TUNと通じるものがあるように思う。「ハルカナ約束」「THE D-MOTION」あたりの曲はKAT-TUN世代の僕にとって聞き覚えのある曲だった。他にも山下智久のソロ曲「You make me」を歌ったり(この曲がエド・シーランっぽさのあるオシャレで踊れる感じが非常にカッコ良く僕好みだった)、一番驚いたのがSMAPの「Battery」を歌った箇所だろうか。ジャニーズ曲を聴きこんでいない僕でも「Battery」は非常に聞き馴染みの深い曲だったし、曲もカッコ良かった。

勿論、彼らの持ち曲の歌唱もあった。

「JAPONICA STYLE」と言う楽曲。打ち込み+和のエッセンス。この曲は歌詞が惜しいな、と思う部分もあったのだけど、例えばこの曲がクラブで流れてたら全然踊れる。そういう曲をジャニーズ、それもまだJr.の段階の彼らが踊っているところが新鮮というか。
1曲目に演奏した「Hysteria」。映像が無いのが残念なのだが、サビで歌詞がグッと削れる構造はPerfumeなんかもやっている、EDMやエレクトロニカの手法だ。
一方で、「KAT-TUN的ヤンチャヤンキー感」のアップデート版とも言えるような「Jungle」。
 歌詞のテーマからしてそうなのだが、野性味の溢れる1曲で、彼らのグループの色にもピッタリと合致するような1曲。
これは近年のデビュー組の傾向も理由なのだろうが、ジャニーズの若手組の楽曲に僕のような「男が心からカッケぇと思える曲」は正直に言えばそんなに無かった。のだが、彼らの曲は男の僕から見ても物凄くカッコ良く、音楽性も他のグループと比べても高いなーと思うものが数多くあった。エレクトロニカ、或いはEDM的な要素が盛り込まれたサウンドには思わず踊りたくなってしまう。これだけで、僕のジャニーズの楽曲に対するイメージは相当覆された。

パフォーマンス・演出に驚いた!!

今回の2時間半のコンサートの中で一番驚いたのがこの部分かもしれない。パフォーマンス、そしてそれに伴う演出が既に完全に出来上がっていた点。

まずは歌声。誤解を恐れずに言えば、「ジャニーズって歌唱力はそこまでだよね」と思っていた部分が確かにあった。それがどうだろう、SixTONESは歌唱力も(勿論メンバー間で差はあるものの)抜群にあるグループだった。各メンバーのソロ曲なんかも、歌唱に思わず引き込まれるものばかり。

彼らの動きも凄かった。めちゃくちゃ難解な振り付けのダンス!だとか、そういう訳ではないが、「男性アイドルとしての動き方を既に熟知している」という点がスゴいな、と。前述した「ファンサ」的な手振りや投げキッスなどは勿論、会場前方に設置されたスクリーンに自身の映像がそのタイミングで投影されることを分かった上で、遠くからでは直接見えないファンが喜ぶちょっとした仕草をカメラに向けてちゃんとキメてくるところとか完全にプロのそれだった。天然に起きるソレではなく、「お前ら、こういうの好きだろ?」的にちゃんとツボを分かっていてやってる感じも彼らの男勝りなキャラと合っていていい意味でスゴくいやらしくて素敵。

そして演出!これが凄かった。僕はPerfumeのライブによく参加していたので、演出面だとどうしても彼女達のライブと比較してしまうのだけど、Perfumeは(多分)クッソお金をかけて最新の映像技術を使った演出をライブの持ち味にしている。今回のSixTONESはデビューもまだで、ハッキリ言ってしまえば事務所が彼らに多額のお金をかけることはしていないように見えた。そんな中でもメンバーや演出家が考えて考えて、「工夫」をしまくって生み出されたであろう「SixTONES演出」の数々は圧巻だった。

例えば1曲目の「Hystelia」。会場のど真ん中、セカンドステージと呼ばれる小島に設置された塔のような照明群の上から降りてくる6人。これだけ見れば他でも無くはない演出なのだけど、ビックリしたのはここからで、メンバーが降り立った小島には6面のスタンドミラーが立っていて、それぞれのメンバーが家庭用のハンディカムを持ち、スタンドミラーの前に立つ。その映像はリアルタイムに前方のスクリーンに投影される。それにより会場のファンはリアルタイムで撮影された彼らの「自撮り」を堪能できる。お金はかかっていないけど、ファンにはたまらない演出だろう。

前述した「JAPONICA STYLE」では、メンバー頭上から信じられない位の量の桜吹雪が落ちてくる。僕はポルノグラフィティの「瞬く星の下で」のPVなんかを思い出したりした。

のだが、これを出来上がった映像作品ではなくライブで演じてしまうのが凄いなと思ったし、彼らのような野性味溢れる男子がこれをやると、そのギャップでスゴく絵になる。

他にも、メインステージの頭上から天井からメンバーの足元にまでつる下げられた長くて白い布をメンバーがそれぞれ引き下げて上裸の身に纏う、女性ファンが思わず生唾を飲んでしまうようなアダルティな演出も飛び出す。これも非常に見ごたえのあるシーンだった。

中でも僕が一番印象的だった演出が、1曲目の登場でも使用されたセカンドステージ頭上の照明から数本ぶら下がったLED蛍光灯。これ自体はライブの演出やオシャレ系のテナントにもありそうなものだが、SixTONESの一味違うところはそのLED蛍光灯がマイクスタンドになっていて、その吊り下げられたマイクスタンドで歌唱してしまうところ。絵面としても非常に新鮮な演出だった。

勿論ジャニーズの専売特許とも言えるような男性アイドル映えする演出「トロッコ」(僕はてっきりトロッコと聞くとネプリーグのトロッコアドベンチャーみたいなトロッコがめちゃくちゃ速いスピードで会場内を走り回るのを連想していたのだが、想像以上にスタイリッシュなロゴが描かれたトロッコがゆっくりと会場を回っていた)や、ステージが上昇する演出もコンサートの要所要所で使われていたものの、やはり印象に残ったのは上記したような彼らならではの演出だ。これだけ様々な演出だが、お世辞にもお金はかかってなさそうな演出ばかりで、お金をかけずとも「創意工夫」でファンを喜ばせたり、楽曲にマッチした個性的なコンサートを演出できるということを彼らに学んだ気がする。

メンバーのアイドル性に驚いた!!

ここまで各メンバーにはフォーカスを当ててこなかったが、それぞれが個性を持った6人だ。

ガッチリとした印象で愛されキャラな森本慎太郎、オシャレな雰囲気を持つ松村北斗、父親が京本政樹(!)という素人としては一番とっかかりやすく顔立ちも美しさを持つ京本大我アメリカと日本のハーフで平均身長の高いSixTONESの中でもとりわけ高身長を持つジェシー、メンバー屈指のイジられキャラである髙地優吾、元KAT-TUN田中聖の弟であり学校のクラスメイトに居たら仲良くなれそうな田中樹。予習0でコンサートに臨んだ最初こそ誰が誰なのか分からず戸惑った部分もあったが、コンサートが進むにつれてそれぞれのメンバーの特色・個性がMCだけでなくパフォーマンスや表情で感じることができ、それによって彼らの見分けも自然とついていった感じだった。

その中でもメンバーのひとりであるジェシー。彼がコンサート中に発する1発ギャグ「ズドン」。今回のツアーではこの「ズドン」を大きくフューチャーした「My name is Mr.ZUDON」という新曲が披露された。

言ってしまえば「おもしろ枠」なのだが、SMAPのデビュー以降、やはりこういう男性アイドルのバラエティ性というか、面白い部分も重要視されるのがジャニーズの大きな流れだと思っているし、こういう曲が挟まれることで彼らをより身近に感じることも出来た。そしてこれは余談ではあるのだが、新曲にも関わらずこの曲の時の会場の一体感が凄まじく、ファンの力を改めてそこでも体感した次第である。僕が参加した公演では特別に2回、この曲が披露されたのだが、1回目こそそこまでとの曲の落差に面食らい過ぎて僕は何もできなかったのだが、2回目は他のファンの皆さんのようになんとか身振り手振りが出来て嬉しかった。

なによりどのメンバーも既にアイドルとして盤石の体制が出来上がっているというか、「パフォーマンス・演出」の項でも記したように、カメラの動きまで熟知した上でファンが喜ぶであろう仕草や表情をキメてしまう、これはもう完璧にその道のプロだ。僕は今24歳だが、中には僕と同世代・同じ年齢のメンバーもいる。幼少期からここまで徹底した練習を、同世代の友人が遊んでいる間にも、欠かさずに続けてきたのだろう。デビューの有無など関係なく、彼らは完全にプロのアイドルだ。

ジャニーズJr.は「二軍」でも「候補生」でもない。

大阪城ホールでのコンサート中に、今後の活動に関する発表があった。それはスマホアプリ「モンスターストライク」のTVCMにSixTONESが出演するというものだった。モンストのCM、と聞くと彼らの超大先輩である嵐の名前が思い浮かぶ。言わば、彼らは嵐の後任としてモンストCMを任されたと言っても良いだろう。(ここに関しまして、下に追記しました)デビューしていない、まだJr.だからと言って事務所から期待されていない、と言う訳では決して無いのだ。

コンサート後、友人に提供してもらい彼らのインタビューを幾つか読んでみた。特に印象深かったのは田中樹のインタビューだ。以下、そのインタビュー記事より一部引用する。

予備軍とか候補生みたいなイメージあるけど、ジャニーズJr.でも一人前のアーティストだって言えるようにしたい。

まるで僕がコンサートに参加する前のイメージを見透かされていたようなインタビューだった。が、今はそれに異議は無い。彼らは既に「アイドル」という芸術を表現する、立派なアーティストだ。あんなにカッコよいのにキラキラしてる2時間半は、多分これからも僕が体験しえない濃密な時間だった。

SixTONESはネットから令和を代表するアイドルグループになる

そしてここまで何気なくSixTONESYouTubeの動画を記事に貼り付けてきたが、ジャニーズが公式にYouTubeに動画をアップロードしている、というのはかなり僕にとっては衝撃的な事実だった。ジャニーズといえばネットに弱い。これが僕の中の定説だったからだ。SixTONESは、ジャニーズで初めてネット発のブレイクグループになるかもしれない。このご時世だ、配信曲でデビューしたり、サブスクリプションだって選択肢としてはアリだろう。平成から令和に時代が変わったように、彼らの活動からジャニーズが変革していけば、そしてSixTONESがネットから令和を代表するアイドルグループになれば面白いよな!と思う次第である。

まとめ

とても長い文章になってしまった。しかしこれでもまだ、SixTONESの魅力のすべてはきっと書ききれていないだろう。ジャニーズ未経験の24歳男が令和1発目に予習0でSixTONESのコンサートを見た結果、SixTONESはこれからも注目したいグループになった。令和ではきっと、彼らが日本中の、性別を問わず沢山のファンを虜にすることだろう。その時代の幕開けに立ち会えたことは僕の貴重な体験だ。SixTONES、これからも応援したいと思う。

最後になったが、激戦であった大阪城ホールのチケットを手配し、SixTONESと僕を繋げてくれた友人に心からの感謝を。

追記① 2019.05.04 18:25

SixTONESファンの方から沢山の反響を頂いて非常に感激しております。とてもとても嬉しい限りです!

ひとつファンの方よりご指摘がありましたので追記して訂正させて頂きます。

モンストのCMの件、嵐の後任だと本文中に記載しましたが、嵐がCMをしていたのはモンストではなく「パズドラ」でした。このふたつのゲームは運営会社もまるで違うアプリなので、全然後任でもありませんでした。公演後、友人と「嵐の後任だねぇ」と話していたのですが、友人も僕もそういうゲームには疎く、間違いに気付かないままこういう記事を書いてしまいました。記事を書く際に改めて確認するべきでしたね...

とはいえモンストもパズドラクラスのビッグヒットゲームアプリなので、SixTONESがCMキャラクターとして抜擢されたことはやっぱりスゴいことだなと思ってます。

SixTONESファン、嵐ファンの皆様、事実とは異なることを書いてしまった点、お詫び申し上げます。

追記② 2019.05.04 19:20

本文中、メンバーの「髙地優吾」さんの名前が誤っていました。これは固有名詞なので、本文も修正を致しました。訂正してお詫び申し上げます。