吉澤嘉代子「お茶会ツアー 2017」初日・浜松公演を見てきた感想のようなもの!【ネタバレ無し】

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吉澤嘉代子「お茶会ツアー2017」初日、浜松窓枠公演を見てきました。

吉澤嘉代子を本格的に聞くようになったのは今年の頭頃。それが今やライブにまで足を運ぶようになってしまいました。今回初吉澤嘉代子。彼女の魅力、奥深さが僕のこの短期間でのハマりっぷり(ハマり方が雑なんですよね)からも感じ取れると思います。

吉澤嘉代子のライブは基本的には演劇に近い構成で作られる。最新作「屋根裏獣」を引っさげた「獣ツアー」では、吉澤嘉代子自ら夫のことをひたすらに愛してる妻を演じたり(この模様は最新作「残ってる」初回盤付属のDVDで確認できます)、「吉澤嘉代子とうつくしい人たち」のリリースツアー「吉澤嘉代子とうつくしい人たちツアー」では、自らOLとなりカラオケに興じる体でライブを展開した。コレは、彼女自身喋る事が苦手ということもあり、物語や作られた設定・テーマを演じることで自分の深層心理を表しているのだろう。

今回の「お茶会ツアー」はシングルリリースのツアーということもあり、アルバムのような大きな流れが無かった。その為、それまでのような物語を演じる形式や設定を作らず、MCを増やしたり、肩肘張らないツアーになるということは前々から予告されて(だからこれはネタバレにならない...筈)いた。サポートメンバーも最小限に抑えてツアーを回ることが予めTwitterなどで予告されて(だからこれもネタバレにならない...筈)いた。

そんな事前情報(さも見てきたかのように書きましたけど全部ナタリーの情報ですすみません)を踏まえて。とっっっっっっても素晴らしいライブでした!!!

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吉澤嘉代子という人のありのままが、吉澤嘉代子という人が持っている魅力のすべてが詰まっている。にも拘らず肩肘を張ったものではなく、あたたかくて、やさしくて、人間の心の底みたいにグチャグチャしていて、美しくて。そんな色んな形容詞が頭の中に溢れて止まらない。そんなライブでした。

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前述した通り、コンセプチュアルな構成やテーマが無い、吉澤嘉代子のライブとしては比較的珍しい形態だったこともあり、まるで彼女の体温を感じているかのようなライブというか。彼女自身、「自由」なライブを心から楽しむぞと言わんばかりに様々な趣向を凝らしてライブを創り出していました。具体的な演出への言及は避けますが、お客さんと吉澤さんの距離がとっても近いライブ、なんなら今までに参加したどんなライブよりもお客さんと演者の距離が近いなと思わされました。物理的な距離も、心の距離も。全部近かった。

以前彼女について記事を書いた時にも記したことですが、彼女の魅力とは多面性にあると思っています。ポップスというジャンルの幅を拡張し続けているというか。「綺麗」から「麻婆」、「ケケケ」から「選ばれし子供たちの密話」まで。様々な音楽性、様々なテーマをすべてポップスに昇華する姿勢こそが吉澤嘉代子の魅力。そんな彼女の魅力はライブにも反映されていて、高校の文化祭のような良い意味でのユルさや、オーケストラのコンサートのようなジリジリとした緊張感、ポップの最果てのような幸福感まで。様々な表情をライブ自体が、そして彼女自身がしている。そんな他には無い、唯一無二のライブでした。

...とまぁ、一切ライブの内容には触れずに思ったことを羅列しただけですが、それでも1記事書けてしまうくらい濃密な2時間を過ごしました。ツアーが終わり次第、内容に触れながらライブを振り返るような記事を書きたいなぁ...と思案中です。

とにもかくにも。吉澤嘉代子、超絶おススメです。今一番聞いてほしいミュージシャン。是非。

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