「音楽文」受賞のご報告。
僕の作品「サザンオールスターズは伝説なんかじゃない。」が、「音楽文 powered by rockin'on.com」にて月間賞 入賞を受賞しました。
ロッキンオンの主催する「音楽文」にて、僕の作品「サザンオールスターズは伝説なんかじゃない。」が月間賞 入賞を受賞しました。
— ふじもと (@fujimon_music) 2019年2月8日
ただただ、嬉しいです。今はもうそれに尽きます。
普段より、僕の書く文章を読んで頂いている皆様に改めて感謝と御礼を。 pic.twitter.com/woPjdI9t6P
このブログを始めてもうすぐ4年、前身となったアメブロ時代から数えるともう5年以上も音楽にまつわる文章を書き続けてきました。その中で、僕の書く文章を高く評価していただける方とも沢山巡り合ってきました。中には題材として取り上げさせていただいたミュージシャンの方自身に僕の記事を拡散して頂いたり、SNSの機能を通してリアクションして頂いたりということも何度かありました。しかし、具体的に誰もが分かる形で評価して頂く機会というものにはなかなか巡り合えず、自分自身社会人になってしまい、昨年は文章を書くこと自体からも少し遠ざかっていました。
「音楽文 powered by rockin'on.com」そしてその前身となった「ONGAKU-BUN 大賞」時代より、投稿を継続的にしていました。これまで投稿してきた作品達は、自分でも手応えのある作品となりましたし、自分が生きていく中でああいう(音楽を通して生まれた)感情を文章にして残せたことはかけがえのない経験になりました。が、賞を頂くことはなく、その度にまだまだこれからだ、自分の文章をもっと磨かねば、と思っていました。
このブログを読んでいただいている方、或いはTwitterなどで懇意にしていただいている方なら言わずもがなとは思いますが、僕の音楽人生の原点はサザンオールスターズでした。それ故に、ではないですが、音楽文にサザンの文章を投稿することは避けていた部分もありました。あまりにも自分の「好き」という感情が働いてしまうミュージシャンだからです。それでは音楽批評として成立しないのではと思っていました。
昨年末の紅白歌合戦を見た僕は、それまでとは打って変わって突き動かされるように紅白でのサザンについての文章を書きました。あの夜の音楽体験を、今までも、そしてこれからもきっと見れないであろう瞬間を目撃して芽生えた自分の感情を文章にしたいと強く感じたからです。
そして今日、19年2月の月間賞 入賞という形で賞を賜りました。念願叶った、というのが正直な思いです。これまでの物書きとしての4年間で、ひとつこれが大きな自分の節目になったなと思っています。そして、自分の音楽人生の原点であるサザンオールスターズについての文章で賞を賜ることが出来たことも、何か運命めいたものと言うか、ひとつの必然だったのかな、なんて思ったりもするのです。何より、今回こうして賞を賜れたのは、ひとえに今までブログを読んでいただき、応援していただいた皆様のおかげと思っています。本当にありがとうございます。
これからも、自分の大好きな音楽に纏わる文章を、ああでもないこうでもないと悩みながら書いていきます。あと、音楽文は今回入賞だったから、次は金賞狙いたいです。
人生も、物書きとしても、まだまだこれから。頑張ります!