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絶対に推していきたいサザンオールスターズのカップリング名曲10選

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サザンオールスターズはカップリング曲がアツい。実はシングルA面には無いようなテーマを持つ曲、A面に負けず劣らず大傑作だ!!と言いたくなるような曲ばかりだ。iTunesが解禁された今(だいぶ前だろ)カップリング曲の入手も容易になりました。今回の記事では「ふじもと的・絶対に推していきたいサザンオールスターズのカップリング名曲」と題し、厳選された20曲を紹介していこうと思います。

茅ヶ崎に背を向けて

いきなりアルバムの曲じゃねぇか!!という声が聞こえてきそう。2ndのカップリングです。

その後の「私はピアノ」にはじまる、原由子ボーカル曲のハシリのような曲。桑田さんと原さんの数少ないデュエットソングのひとつ。因みに桑田佳祐の処女作がこの曲だそうで。

誰よりも信じているから

言わないでその言葉は

だってあなたの事 分からないわ

「あなたのこと分からない」のに「誰よりも信じている」の、本当に素敵な恋愛って感じでドキドキする!!

②Hey!Ryudo!(ヘイ!リュード!)

全編に渡り鳴らされ続けるホーンセクションがとても心地良い!Bメロ歌い出しの「あいすいません」「あきらめましょう」や2番の「会えば会うでそれだけ~」の言葉を無理やり詰め込んだ感の桑田さんらしさ。「嫌われたでしょう こんな私が嫌になったとしても」辺りのオペラっぽい歌い方もクスクスと笑える。とてもいろんな要素が盛り込まれていて、聞いていて飽きない。

 ③朝方ムーンライト

初期サザンにもこんな洒落た曲があるのか!!な1曲。イントロがもう。低めのギターサウンドにドギマギ。別れが近いカップルの悲哀を情景豊かに描ききった傑作。

④シャッポ

サザンファンの間で人気カップリング曲投票をしたら間違いなく上位入選は避けられないであろう、伝説にも近い1曲。リリース以来1度も演奏されていない・現時点で最後の「作曲詞:サザンオールスターズ」名義曲、というレア要素てんこ盛りに加え、サザン史上でも類を見ないポップさ、超王道夏ソング、なんならもうアイドルソング的ですらある、とまあとにかく聞いてほしい1曲。めっちゃオシャレ。

⑤おいしいね~傑作物語

この曲について書きたくて今回の記事を書いたんです!!!!!!!

この曲、名前だけはずっと知っていて、でも何となく聞かずにずっと来てたんです。そしたら2015年の「おいしい葡萄の旅」で突如演奏しだしてぶったまげたんですよ。でも聞いたことなかったからとりあえずタイトルで「ええええええ!!??!?!?これやるの!????!」ってなって、からの歌詞。歌詞。歌詞。「音楽"産業"」を痛烈に皮肉った、あるいは抗議の意味か(リリース当時、桑田はサザン復活に対して異議を唱えていたとされている)。とにかく攻めすぎだろ。「不惑」のところ明らかにfu〇kって言ったよねあの人。スッゲェ...みたいになって。帰ってすぐにamazonで「みんなのうた」のCD注文して、何度も何度も聞いて。サザンオールスターズはさわやか夏ソングだけじゃないんだぞ!と聞かせたくなるような1曲。

⑥冷たい夏

冷たい夏

冷たい夏

  • provided courtesy of iTunes

 と、同時にやはりサザンは夏うた、それも夏に失恋したような歌を歌っている時が一番素敵だな、と思うこともたくさんあって。「冷たい夏」って、矛盾しているようで、「冷たい」は夏そのものではなく心が冷たいんだろうな、と。サビのファルセットがより切なさを際立たせている。

⑦夏の日のドラマ

夏の日のドラマ

夏の日のドラマ

  • provided courtesy of iTunes

サザンのカップリング曲といえば、桑田以外のメンバーがボーカルを取るのもひとつの魅力だろうか。 松田弘のボーカルは(桑田佳祐とはまた別のベクトルで)荒っぽくもキレイな歌声で、「松田の子守歌」なんかはこれからも歌い継がれていくべき名曲だと思う。「夏の日のドラマ」は作詞作曲:桑田佳祐の、いわゆる「明るいポップメロディに乗る切ない歌詞系ソング」なのだけど(なにがいわゆるなのか)松田のボーカルで聞くことで普段とはまた違った趣のある曲に仕上がっている。

⑧チャイナムーンとビーフン娘

これも桑田以外のメンバーがボーカルをとった作品。個人的に原由子ボーカル曲の最高傑作はこの「チャイナムーンとビーフン娘」だと思っている。メロディ、アレンジ、歌詞、ボーカル。何をとってもどこを抜き取っても傑作。中国から横浜の中華街に出稼ぎに来た少女が、忙しい毎日を送りながらも、故郷を思い涙する。そんな物語を原由子の独特なキュートな歌声で完璧に描き切っている。本当に好き。本当に好き。

⑨OH!FRESH!! ~ドクダミ・スパークのテーマ~

完全なるパロディソング。っていうか歌じゃないから。CMだから。

こういうお遊びが出来るのもカップリングらしくて好き。

⑩栄光の男

デビューから35年が経過したからこその円熟・深み、そして年齢を重ねたからこそのある種の諦め。人生というもののある種の不条理さが描かれた、現在のサザンオールスターズならではの楽曲。カップリングとは思えないクオリティ。自分が将来40や50くらいになった時にはきっとまた違った聞こえ方をするのかな、と思うとその時が非常に楽しみになる。

独断と偏見で10曲を選んでみた。 実験的な意欲作や、そのあとのアルバムに大きな影響を与える楽曲が実はカップリングに収録されていたりするのがミソだったり。2010年代に突入すると、A面でもおかしくないクオリティの楽曲がカップリングに据えられていたりして、シングルCDの売れなさ、というものをこんなところからも感じてしまったり。今回取り上げた10曲以外にも素敵なサザンオールスターズカップリング曲は沢山あります。是非色々聞いてみて、貴方だけの「カップリングベスト」を教えてください!