【ライブレポ】Awesome City Club「Awesome Talks -One Man Show- 2018」名古屋CLUB DIAMONDHALL 公演を見た!!【ネタバレ微含】

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見てきました!初Awesome City Club。早速簡単ではありますがレビューを!

周りのお客さんが総じてオシャレさんばかりで、セールで買ったTシャツとその辺のモールで買ったズボンの自分が恥ずかしくなったりしながら入場。開演待ちBGMは邦楽が流れてたんですけど、印象的だったのがラッツ&スターの「め組のひと」が流れてたこと。意外な選曲だったけど、かっこいいよね。最近倖田來未バージョンも流行ってるらしい。

ライブは2時間ほどでしたが、全編に渡ってキラキラが止まない!Awesome City Clubの曲には、例えば代表曲の「今夜だけは間違いじゃないことにしてあげる」みたいなストーリー仕立てだったり、「ダンシングファイター」みたいな応援歌のような曲まで、色んなタイプの曲があるんだけど、そのすべての曲の土壌には「キラキラ」とか「ポップ」みたいな言葉があるんだろうな、とライブを見て改めて感じました。

あとやっぱりシティポップな音楽性だから、ライブハウスでよく見るようなモッシュブワーッ!!汗びっしょりー!!みたいなライブじゃなくて、ひとりひとりがパーソナルスペース大きめにとって踊ってるようなライブでした。ダイアモンドホール恒例の階段待ちが1番汗かいたくらい。シティポップって言うと横ノリが多くなりがちなのかな、とか思ったけど、「ダンシングファイター」や「ASAYAKE」みたいに縦ノリな曲も彼らは作ってるから、むしろそういう曲が盛り上がりの要所要所に置かれてる感じ。

印象的だったのが、僕の隣に7~8歳くらいの男の子とお父さんが居て、単にお父さんに連れてこられたって感じじゃなくてその男の子がちゃんと曲を口ずさんでたこと。彼らのポップさが彼みたいな小さな男の子にも広まってるのは音楽ファンとしても嬉しいし、それはポップさ故の事だとも思ったり。

あと魅せ方をしっかり練ってるんだなー!って思いました。ドラム以外のメンバーが一気に舞台前方に駆けてくるタイミングがピッタリだったりして、多分ちゃんと練ってやってるんだろうな、と。こういう「決まり事」に対して批判的な人も居るのかもしれないけど、お客さんが盛り上がること、楽しむことを第一に考えてるからこそこういうパフォーマンスが産まれると思うと、僕は全然良いな~と思うし、見ててやっぱり気持ちが良い!お客さんにもステップガッツリ踏ませるのも面白かった!隣の人や前の人とみんなで同じ足の動きしたりして、他のライブだとなかなか見ない光景で新鮮だったなぁ。

ヴォーカルギターのatagi、ヴォーカルシンセのPORINの歌声はもちろん、ベース、シンセ、そしてラップという三役をこなすマツザカタクミ、女性なのにパワフルなドラムがカッコイイユキエ、長髪を揺らしながら弾くギターやシンセが印象的なモリシーと、それぞれのバンドメンバーのキャラも立っていて、なおかつ担当する楽器がそれぞれひとつじゃないのも印象的。本来なら5だけじゃ出せない音を5人で演じているんだな、と。

アンコール後、メンバー5人が手を繋いで腕を掲げた時のユキエさんの笑顔が可愛かったなー。5人一緒に礼をした後、自分たちの最新曲を流しながら舞台袖に捌けた時は、なんだか同じようにアンコール後に捌けていくサザンオールスターズを思い出してしまった。自分たちの曲に絶対の自信があるからこそ、こういう形で退場出来るのかな、と思ってみたり。

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すっごくポップで、キラキラしてて、Awesome City Clubらしいライブでした!また名古屋に来る時も見に行きたいな~。

SUNNY GIRL

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