【コラム】60歳、還暦。【桑田佳祐生誕60周年に寄せて】

1956年。今から60年前。日本で初めて週刊誌が発売になったり、気象庁が発足したり、日本が国際連合に加盟したり。まだまだ戦後まもない中で徐々に復興が進み、日本が自分の足で歩き出そうとするさなか、ある人物がこの世に生を受けます。その人は神奈川県は茅ケ崎市で海に囲まれながら育ち、The Beatlesをこよなく愛し、その後青山学院大学の音楽サークルであるバンドを結成します。

桑田佳祐。彼は今年の2月26日で還暦を迎えます。

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60年。60年ってとんでもない時間だと思います。今現在21歳の自分ですらひぃひぃ言いながら生きてます。日本の音楽シーンの頂上に君臨し続けてきた桑田さんなんか僕のようなクソ大学生の何千倍、何億倍、それ以上の責任や覚悟、苦労があったと思います。それでもここまで、60年という半分以上を音楽に費やし、それでもまだまだとばかりに未だに新しい作品を模索し続けるそのお姿にただただ尊敬の念しかありません。

本当に桑田佳祐という人は僕にとって特別な存在です。彼がいなければ今の僕はいなかったと思います。今の僕の基盤にはこの人の存在、この人の作った音楽たちが絶対的に存在しているのだと思います。

桑田さん、60歳本当におめでとうございます。あなたが60歳になってもなお、あなたの新しい作品に期待し続けてしまいます。次のアルバム、たのしみにしております。