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ネクストヒットの鍵は「男女デュエット」にある!?DAOKOやAwesome City Clubのヒットや作風に見る2018年音楽シーン最速予想

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2017年ももう僅か。今年も素晴らしい曲に溢れていた音楽シーンは、追っているだけでワクワクが止まらなかった。「現代の音楽シーンはつまらない」なんて、大して音楽が好きでもない人の言うことだなと改めて感じさせる、現役ならではの面白さを改めて感じさせる1年だったなと。...とはいえ、まだまだ2か月半もあるので、その間にもっと面白い音楽が出てくるかもしれない。そのあたりのことは追々「ベストソング2017」というタイトルで記事を上げるのでそちらを見ていただくとして。今回は少し早めの「2018年音楽シーン」を最近の流行から読み取っていこうと思います。

今年のヒットソングとして真っ先に挙げられるような曲の一つにDAOKO×米津玄師の「打上花火」がある。

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今年の夏を彩ったこの曲、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌として新進気鋭の女性ラッパーDAOKOを、飛ぶ鳥を落とす勢いの米津玄師がプロデュースしたことで話題になった。映画の評価は決して良いモノではなかったが、この曲だけは様々な層から評価されていた。昨年のRADWIMPS前前前世」のヒットを彷彿とさせる流行がそこにはあった。

DAOKOはそこで留まらなかった。「打上花火」のヒットの名残も未だ続いている10月、DAOKO×岡村靖幸名義で新曲「ステップアップLOVE」を配信リリース。

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「打上花火」に引き続きのコラボ作品となったこの曲は、岡村靖幸とのコラボ作。前作に引き続きアニメ「決壊戦線&BEYOND」の主題歌となっていたり、MVには今をときめく振付師MIKIKOMIKIKO率いるELEVENPLAYが参加していたり、SMAP椎名林檎などのMVを手掛けた児玉裕一が監督を担当するなど、徹底したこだわりを感じさせる1作。ちなみに児玉裕一に関しては個人的にTwitterもお世話になっている滝野さんのこちらのブログ記事がとても素晴らしい解説をしてらっしゃるので是非読んでほしい。

fuurintakino.hatenablog.com

岡村靖幸をコラボ相手に選んだことも、MIKIKO児玉裕一ともMVを介してコラボしたのも「打上花火」でなんとなくついてしまったDAOKOのイメージを壊すためのものだろう。こうしたあたりに彼女の並々ならぬ勢いや、1発で終わらせないという意思を感じてしまったりする。

DAOKOのヒットは2018年のヒットチャートに大きな影響を与えるだろう。具体的に言うのであれば、2018年は「男女デュエットポップス」が流行すると僕は予想する。

男女デュエットソングといえば、「ロンリーチャップリン」とか「ふたりの愛ランド」あたりをイメージしがち(俺だけか?)である。端的に言えば、割と旧時代的なイメージがついてまわる。実際、近年男女デュエットで流行した曲、それも王道ポップスってそんなに思い浮かばないのである。EXILE倖田來未だって10年前だ。うっわアレ10年前なのか... あとはAAAだとか、じゃなきゃ加藤ミリアと清水翔太のコラボとその二番煎じくらいなもので、メインストリームではなかったのかな、というのが僕の考えである。

近年、DAOKOだけでなく王道ポップスを歌うデュエットソングが増えているのは間違いない。それが顕著なのがAwesome City Clubだ。

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彼らの大きな特徴は「シティ・ポップで男女デュエット」という点だろう。先ほど挙げた幾つかのグループやコラボのどれとも違う、シティ・ポップが再燃している現代ならではのデュエットソングであり、グループだろう。

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どこか切なさかついて離れない彼らのメロディ。勿論まだまだ彼らだって知名度的には低いし、メインストリームというにはほど遠いかもしれないが、2018年ネクストブレイクの最大勢力は彼らではないかと思っている。

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cinnamonsとevening cinemaがコラボした男女デュエット曲「summertime」。この曲もシティ・ポップ感のある男女デュエット。急に個人的な話にはなるが、このMVを作った人が友人の友人だった。それがきっかけでこの曲を知ったのだが、めちゃくちゃ曲いい~と。残念なことに基本的にはバラバラで活動している2組なので今後どうこう、というのはなかなか厳しいかもしれないが、これも来年男女デュエットが流行する兆しのひとつだろうか。

つい数年前までは男女デュエットといえば若干のヤンキー臭、あるいはリア充感というか、ちょっとスクールカースト高そうな人たちの独占場だった(EXILE×倖田來未とかその頂点でしょ)のだが、ここに来て流行の兆しが確かにあるのが面白い。

さあ果たしてこの予測は当たるのか、はたまた大外れするのか。来年が楽しみだ。

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よく考えたらこの人たちも男女デュエットだなぁ...

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