音楽

#ベストソング2017上半期編

毎年恒例の #ベストソング2017 の上半期編です!歳を重ねる毎に聞く幅が広がって、半期なのに既に結構な数を選べるようになってきました。今回の選考基準は1/1~5/31までにCDがリリースされた or YouTubeや配信などで音源がフル尺で公開されたものの中から選…

Base Ball Bear×本田翼 MUSIC VIDEO3部作に関する考察

タイトルの通りです。クッソ趣味な記事ですが良かったらお付き合い下さい。

indigo la Endとラブソング

世の中はラブソングで溢れかえっている。

就職活動と「二十九、三十」 〜クリープハイプが私に示した道〜

はじめに 就職活動と「二十九、三十」 – クリープハイプが私に示した道 (ふじもん) 2017/5/2 | 音楽文 powered by rockinon.comこれから読んでいただく記事は「rockin'on presents 音楽文.com」への応募用に執筆したものです。そちらのサイトも併せてよろし…

アイドルVSロックバンドという図式にNOを突きつけたい

先日、TwitterのTLを眺めていたら某ロックバンドのファンと某アイドルグループのファンの言い争いが目に飛び込んできた。わざわざ晒すような事はしないが、「どっちもどっちだよなぁ...」という感想を抱いてしまった。多分こんなやり取りは毎日のように日本…

吉澤嘉代子と多面性

「多面性」「多様性」。このブログでは何かとこの言葉を使うことが多い。それはまあ詰まるところ、筆者の好きな音楽の傾向とその言葉がイコールで結ばれるという事だろう。人には様々な側面があって当然だ。好きで好きで堪らない、片思いしているあの子も、…

Music Review Questions

いつもTwitterでお世話になっている宇宙ネコさん(@sibuyandam)さんのブログ企画 #ノミュラな質問 に参加します!! cooklike.hatenablog.com

今だからこそ改めてPerfumeの魅力を振り返ろう

「ジャンル」という言葉がある。めんどくさい言葉だ。どうしてこうも人は「誰か」や「何か」を枠に嵌めたがるのだろう。花屋の花は争うこともしないでバケツの中誇らしげに胸張ってる、なんて歌があるけど、そのバケツの中身は大体同じ種類の花で纏められて…

【音楽コラム】桑田佳祐の3.11支援活動に見る音楽と人間の関係性

2011年3月11日、14時46分。貴方は何をしていただろうか?

【CDレビュー】青春、ふたたび。【Base Ball Bear「光源」】

「青春」。青くて、キラキラして、儚くて、若い。そんなイメージがこの言葉には(良くも悪くも)取り付いて回る。一面的だなぁと思う。ドロドロした青春時代を送った人だっているし、年老いても尚、学生のように人生を楽しんでる人だっている。「青春」。実…

東京ソングから見る「東京」という街の魅力

東京。TOKYO。日本の首都、2020年夏季オリンピック開催予定地、東京。 僕みたいなクソ田舎ファッ〇ン野郎にとっての憧れの地が何を隠そう東京だ。最近なにかと東京に行く機会が増えたが、新幹線に乗る度にワクワクしてしまう。早く着かないかな早く着かない…

里咲りさ「S!NG」が僕の心を惹きつける理由

www.youtube.com 里咲りさの新曲「S!NG」。この楽曲が公開されてまだ数時間しか経っていないのに僕の心はこの曲に惹かれっぱなしだ。何故こんなにも惹かれてしまうのだろう。

データで見る「Base Ball Bear Tour バンドBのすべて 2016-2017」

昨年の11月から年を跨いで開催されていた「Base Ball Bear Tour バンドBのすべて 2016-2017」が3月29日のZepp Tokyo公演をもって幕を閉じた。昨年起こった悲劇とも言えるメンバーの脱退を経て改めてバンドを続けようという彼らの決意のツアー、結成15周年メ…

サザンオールスターズ「TSUNAMI」は何故人々の琴線に触れたのか ~「過去への追想」と「緩急」、そして「ワビサビ」~

サザンオールスターズ「TSUNAMI」。この曲のデータとか、記録とか、偉業とか、そういうものは他の媒体が嫌という程語っているだろうから敢えて僕が何か書くことはしないけど、とにかく歴史的な記録を打ち立てた楽曲なのは言うまでもない。「国民的」という冠…

Base Ball Bear「二十九歳」と「普通」の正体

はじめに これから読んでいただく記事は当ブログ「私の好きな音楽〜Base Ball Bear編〜」及び「「呪い(のろい)」と「呪い(まじない)」【Base Ball Bear「二十九歳」】」を「rockin'on presents 第3回 音楽文 ONGAKU-BUN 大賞」への応募用に再編集したも…

「やんごとなき世界」打首獄門同好会 ~変化する音、回り続ける生活~

打首獄門同好会は一貫して「生活密着型ラウドロック」という独自の音楽を鳴らし続けてきたバンドである。代表曲「日本の米は世界一」では日本人の米への愛を、「フローネル」では睡眠と風呂への愛を、「88」では四国八十八か所巡りを通して「水曜どうでしょ…

大雪とココアと栞のテーマ

Twitterだったり、ブログでも何度か書いた話にはなるのですが、折角の機会なので改めてキチンと書き留めておきたくて講義中にコソコソ書いています。ちょっとした思い出話です。青春時代の青春時代らしい良い思い出が少ない僕にとって、唯一と言っていいくら…

#ベストアルバム2016

2016年も残り僅か。2016年邦楽の総決算として、前回のベストソング2016に引き続き、ベストアルバム2016を発表します。

#ベストソング2016

12月も半ばです。早いモノですね。今年もまた沢山の音楽を聴き、感じることが出来ました。毎年恒例のベストソング。今年も僕の独断と偏見で20曲+αをランキングしてみました。良ければお付き合いください。

「人間開花」に見たRADWIMPSの「人間という花」

僕がRADWIMPSというバンドを知ったのは高校の時だった。

桑田佳祐は「君への手紙」で何を僕達に語りかけたのか

2016年の桑田佳祐は「ヨシ子さん」という大作シングルをぶち上げることから始まった。春先からボツボツとメディア露出していた大衆受けしそうな楽曲たちを全て捨て置いて彼がA面に据えたのは、多国籍、あるいは無国籍さが漂う奇怪さすら感じさせる「ヨシ子さ…

【ライブレビュー】クリープハイプ「熱闘世界観」を見て思ったこと【ネタバレ含】

クリープハイプは温かみと憎しみで生き続けているバンドである。

Base Ball Bear「Tour バンドBのすべて」に見た「終わらない青春」【ネタバレ無】

青春。 「青春」というワードが持つ一般的な意味合いを調べてみるとこう出る。 生涯において若く元気な時代、主に青年時代を指す言葉 若さとは危うさを持ちながらも、成長を確かに感じさせるモノだろう。しかし、『大人』になったからと言って成長しない訳で…

ヤバイTシャツ屋さんのゆくえ

ヤバイTシャツ屋さんのメジャーデビューアルバム「We love Tank-top」がリリースされた。

音楽と映像のこれから~岡崎体育は何故成功したのか~

音楽とは音による芸術である。そして音とは人間が持つ聴覚で感じ取ることのできる内容である。当たり前のことだ。しかしこんな当たり前のことが、今まさに変わろうとしている。

【CDレビュー】「生」と「死」という同一 ~宇多田ヒカルが「Fantôme」に秘めたもの~

2010年に宇多田は歌手活動を休止し、「人間活動」に入った。齢15歳から音楽シーンの頂点に君臨し続けてきた彼女が人間らしい生活を求めるのは至極まっとうなことだと思った。2013年、彼女の母親である藤圭子が亡くなった。それは日本中に衝撃を与え、同時に…

君達はまだ里咲りさを知らない

古今東西いつだって女性ソロギタリストシンガーは音楽シーンに在り続けている。近年だとYUIやmiwaを中心にRihwa、藤原さくら、片平里菜、阿部真央、新山詩織、住岡梨奈、トミタ栞、chay...挙げ出したらキリがない。AKBメンバーに引けを取らない程度にわんさ…

【CDレビュー】「祐介」、そして「世界観」でクリープハイプはどう変わったのか

クリープハイプ - 4th ALBUM「世界観」全曲トレーラー映像 小説「祐介」が発売になったのは6月30日のことだった。前日、バイト先の書店に向かうと邦ロックも聞きかじっているらしいキレイな人妻の幸薄そうな社員さんがが「ふじもとくん祐介出たよ~。買う?…

私の好きな音楽~クリープハイプ編~

fujimon-sas.hatenadiary.jp fujimon-sas.hatenadiary.jp この企画、自分ではそれなりに気に入っているのだが、果たして需要があるのかは甚だ疑問ではある。。。

SMAP解散に寄せて

国民的アイドルグループ、SMAP。物心ついた時には彼らの存在は当たり前のものだったし、楽曲、バラエティ番組、ドラマ、映画と日本の様々なジャンルの大衆芸能においてその存在は必要不可欠なものだった。 この解散劇には様々な「大人の事情」が混在し複雑に…