King Gnu「CEREMONY」はこれからのJ-POPの在り方を決定付ける
「白日」の大ヒットから紅白出場に至るまで、2019年を圧倒的な速度で駆け抜けてきたKing Gnu。彼らの一挙手一投足に対する世間からの圧倒的な注目度はKing Gnuの音楽への期待という彼らに対するハードルの現れでもあったが、「CEREMONY」はそのハードルをたやすく飛び越えた音楽作品だった。
King Gnuは常に「J-POP」を歌い、奏でることをテーマとして掲げてきたバンドだ。そしてそんな彼らによる「新しいJ-POPの在り方」は今作「CEREMONY」でも発明されていた。ミクスチャー・バンドである彼らの作る音楽のどこが「J-POP」なのか。そして「新しいJ-POPの在り方」とはなんなのか。
続きを読む#ベストソング2019 2019年の邦楽総まとめ!
10年代の曲を10曲選んで10年代音楽シーンについて本気出して考えてみた
もうすぐ2020年。平成と共に10年代は終わり、我々は令和と共に20年代という新しい時を迎えようとしている。
僕は20年代を迎える前に、10年代の音楽シーンの総括をしようと考えた。そこでまずは、先日から参加しているnoteの共同運営マガジンで、10年代音楽シーン年表を疑似的に作成した。
この年表はあくまでも助走。今回はこの年表を踏まえて、10年代の音楽シーンを語る上で僕が重要だと感じる10曲を選び、10の章からそれらの楽曲のシーンにおける意義を考えようと思う。
- 10年代の始まり。西野カナ「会いたくて 会いたくて」
- 時はアイドル戦国時代。AKB48「フライングゲット」
- 音楽もグローバルに。KARA「Go Go サマー!」
- ロックフェスの一般化。KANA-BOON「ないものねだり」
- アニメ×音楽 イディナ・メンゼル「Let It Go」
- EDMが茶の間に。 三代目 J Soul Brothers「R.Y.U.S.E.I.」
- 時代は4つ打ちからブラックミュージックへ。星野源「恋」
- そしてブラックミュージックはシティポップに。Suchmos「STAY TUNE」
- 新たな音楽の楽しみ方、ストリーミング配信。あいみょん「マリーゴールド」
- 令和、そして20年代へ。Official髭男dism「Pretender」
- まとめ
未来への虹が架かった夜 ~NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019 愛知公演を見て~【ネタバレ無】
ASIAN KUNG-FU GENERATION、STRAIGHTENER、そしてELLEGARDENという、00年代邦楽ロックシーンを支え、盛り上げた3バンドが15年振りに邂逅する「NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019」。開催の知らせはバンドファンだけでなく、全てのロック好きを歓喜させた。当然、ライブチケットは超がつくほどの大激戦。参加したくともそれが叶わないファンの方も多かったと聞く。
そんな中で愛知公演に参加することが出来た僕が目にしたものは、タダの同窓会ではない、彼らの未来への一歩だった。
続きを読む名古屋のスターバンド、04 Limited Sazabysを見た。
先日、初めて04 Limited Sazabysのライブを見てきました。
続きを読む「Hello,CULTURE」は4周年を迎えました。
2019年10月16日。カルチャーブログ「Hello,CULTURE」は4周年を迎えました。
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